Zendesk SellでGoogleカレンダーと同期してみた
こんにちは、昴です。
今回はZendesk SellとGoogleカレンダーの同期の方法やその注意事項などについて見ていきます。
はじめに
Zendesk Sellでは既存のGoogleアカウントのカレンダーと同期し、Zendesk Sellのカレンダー上でGoogleカレンダーのスケジュールを表示、編集、削除することができます。
また逆も可能で、Googleカレンダー上でSellのカレンダーのスケジュールを表示、編集、削除することができます。
それでは実際の設定画面から説明していきます。
Googleカレンダーの設定
まず同期する前のSellのカレンダーを見ておきます。
現状、3/21の「打ち合わせ(仮)10:00~」のみがスケジュールにあります。 この状態からGoogleカレンダーと同期していきます。
Sellのサイドバーから「設定」へ移動します。
設定からインテグレーション > カレンダーへ移動して設定を行います。
「+ Googleカレンダーを追加」を選択し、続いてSellと同期する際に使用するGoogleアカウントを選択します。
Googleアカウントを選択すると、「Zendesk Sell IntegrationがGoogleアカウントへのアクセスをリクエストしています」というように許可を求められるので、「許可」をしていきます。
許可をすると次のステップは、Sellに表示されるデフォルトのカレンダーの表示名とSellに表示させたいカレンダーを設定します。 ここでのデフォルトのカレンダーはアクセスを許可したGoogleアカウントのものとなっています。 「表示名」には「Google連携カレンダー」と入力しました。 「表示するカレンダー」は表示したいカレンダーのアカウントにチェックを入れていきます。 デフォルトのアカウントには最初からチェックが入っていますね。
これでSellとGoogleカレンダーの同期は完了です。
それではSellとGoogleカレンダーが同期できているか確認します。
分かりやすくするために、Googleカレンダーの(月)~(金)の12:00~13:00で「お昼」というスケジュールを入れておきました。
Sellのサイドバーから「カレンダー」へ移動します。
すると先ほどまでのSellのカレンダーに加えて、Googleカレンダーのスケジュールが追加されていることが分かります。
反対にGoogleカレンダーを確認してみます。 3/21に「打ち合わせ(仮)」が10:00に表示されていることが確認できます。
注意点
- Googleのセカンダリカレンダー
GoogleカレンダーとSellを同期し、編集が可能になるのはデフォルトのカレンダーだけとなります。 設定時にセカンダリカレンダーを表示するよう選択した場合は、カレンダーのスケジュールは表示だけされます。 これは常に同期しているのではなく、GoogleカレンダーがコピーされてSellに表示されています。 Googleのセカンダリカレンダーを削除しても、Sellのカレンダーでは表示されずに残ります。 -
同期のタイミング
今回SellとGoogleカレンダーの同期をしたところ、同期した以降のスケジュールはSell、Googleともに反映されていましたが、それ以前のスケジュールは表示されていませんでした。 そのため、同期したタイミングよりも前のスケジュールを確認する場合はSell、Googleカレンダーそれぞれで確認する必要があります。
まとめ
今回はZendesk SellとGoogleカレンダーの同期について説明しました。 SellとGoogleそれぞれでスケジュール管理をするのは手間も時間もかかり、スケジュールの漏れが発生する可能性があるため、同期しておくと便利です。 ぜひ使ってみてください。
参考記事
Zendeskヘルプ > Sell > Sellの使い方 > タスクおよび商談予約の作成 > GoogleカレンダーとSellとの接続